「推し活」という言葉がすっかり定着した今日このごろ。みなさんは今、何かを推していますか?
実は、世の中にはさまざまな「推し活の範囲」が存在します。
- 実在の人物(芸能・エンタメ) アイドル、歌手、俳優、お笑い芸人、YouTuberやVTuberなど。
- 二次元・架空のキャラクター アニメ・ゲームのキャラ、ちいかわ等のファンシーキャラ、2.5次元など。
- スポーツ・アスリート プロ野球やJリーグ、フィギュアスケートや将棋など。
- 4. カルチャー・モノ・場所 建造物、インフラ、動物園の生き物、特定のブランドなど。
- 5. 身近な人・自分 我が子やペット、自分磨き(自分推し)など。
このように、応援の形は人それぞれです。
では、一般的な推し活をしている人たちは、毎月どれくらいのお金を使っているのでしょうか?
リアルな金額の「分布」を見てみましょう。
リアルな推し活費用とその実態
推し活にかける金額のボリュームゾーンを見ると、実は多くの人が無理のない範囲で堅実に楽しんでいます。
| 毎月の支出額 | 割合 | 主な使い道(活動内容) |
|---|---|---|
| 月5,000円未満 | 約45% | ちょっとしたグッズ購入、雑誌・漫画、サブスク代など |
| 月5,000円〜3万円 | 約35% | 定期的なCD・DVD購入、たまのライブやイベント参戦など |
| 月3万円以上 | 約11%〜 | 遠征(旅行を伴うイベント参加)、グッズの大量購入など |
最近の調査では、全体の3人に1人以上が「推し活用の貯金」を別に作っているというデータもあります。
また、日常の買い物でポイ活を駆使して、浮いたお金を絶対に削りたくないライブ参戦費などに回すといった、非常に賢く堅実なファンが増えています。
自分の生活費や貯金を脅かさない「予算の範囲内(一般的には手取り収入の10〜20%以内)」でバランスを取るのが、長く楽しく推し活を続けるコツと言えそうです。
時間とお金を使うなら…私の推しは「個別株」!
推し活のために時間やお金を使う。
その対象として、私が全力でおすすめしたいのが「個別株」です。
自分が応援したい会社、大好きな会社に毎月お金を投入する。
すると、会社はそれに応えてくれます。
これも立派な、というか「究極の推し活」だと思いませんか?
普段みなさんがお金を使っているその一部を、会社自身に預ければ、巡り巡って自分の将来に繋がります。
あなたの「好き」はどの会社?
- 鉄道がすきなら JRや西武、阪急などの株を買う
- スポーツがすきなら そのチームの「スポンサー企業」の株を買う
- ゲームがすきなら ソニーや任天堂の株を買う
- VTuberがすきなら エニーカラー(ANYCOLOR)やホロライブ(カバー)の株を買う
一般の推し活は「消費」して終わりですが、企業の株を買う「株主という名のファン」になれば、企業が成長したときに配当金や株主優待、株価上昇という形で、推しから特大の恩返しが返ってきます。
リアルな推し活:実は「1株(数百円)」から推せる時代
「株を買うなんて、何十万円も用意しなきゃいけないんじゃ…」と思った方も安心してください。
今の日本の株式市場では、多くのネット証券で「1株(単元未満株)」から購入できるサービスが整っています。
例えば、先ほど挙げたような有名企業も、1株なら以下のようなリアルな「推し活プライス」で株主になれてしまいます。
- 任天堂: 1株 約8,000円〜
- ソニーグループ: 1株 約14,000円〜
- カバー(ホロライブ運営): 1株 約2,000円〜
毎月の推し活予算が「5,000円〜3万円」の方なら、十分に予算の範囲内で「大好きな会社の株主」という特別な席を手に入れることができるのです。
賢い推し活投資家になるための「2つの注意点」
大好きな会社を応援する個別株投資ですが、FPの視点から、長く楽しく続けるための注意点も2つだけお伝えします。
「全力投資」はNG!基本はオルカンなどの「守りの投資」
個別株は、会社の業績によって株価が大きく上下します。
いわば「攻めの投資」です。
まずは、前回の記事でご紹介した「オルカン(全世界株)」や「ニッセイ4資産均等型」のような、世界中に丸ごと分散投資する「守りの資産」を土台としてしっかり作りましょう。
推し活は、あくまで生活に影響のない「余剰資金」の範囲で楽しむのが鉄則です。
2. 「推し変」や「損切り」の覚悟も必要
どんなに大好きな会社でも、時代の変化や不祥事などで業績がどうしても悪化してしまうことがあります。
「応援したいけれど、これ以上はお財布が持たないな」という時は、涙をのんで一度離れるという冷静な判断も、自分の資産を守るためには必要です。
「オルカンだけじゃ物足りない」「好きなものを楽しく応援しながら資産を増やしたい!」という方は、ぜひ小さく1株からでも、あなたの「推し企業」を探してみてはいかがでしょうか?

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