FPの最上位資格である「CFP®」。
キャリアアップや独立を目指して挑戦を考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし、この資格、合格するまでだけでなく「維持するだけ」でも想像以上にお金がかかります。
今回は、私が実際に経験して分かったCFP®資格にかかるリアルな金額と、FPの視点から「使う予定がないならおすすめしない」と断言する理由をぶっちゃけます。
1. 受験〜合格までにかかる費用
CFP®資格の認定を受けるには、まず「AFP認定者」である必要があります。ここからすでにコストが発生しています。
AFPにかかる費用
- 入会金: 10,000円(初年度のみ)
- 年会費: 12,000円(毎年発生)
CFP®の試験概要と受験料
CFP®試験は全6課目あり、2日間にわたって実施されます。
- 試験第1日目(各120分): 金融資産運用設計 / 不動産運用設計 / ライフプランニング・リタイアメントプランニング
- 試験第2日目(各120分): リスクと保険 / タックスプランニング / 相続・事業承継設計
受験料は、まとめて受けるほど1課目あたりの料金が安くなる仕組みになっています。
| 受験出願課目数 | 1課目 | 2課目 | 3課目 | 4課目 | 5課目 | 6課目 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 受験料(税込) | 6,600円 | 9,900円 | 13,200円 | 16,500円 | 19,800円 | 23,100円 |
⚠️ ここが盲点!地方受験組は「ホテル代」が必須
受験地は全国の主要都市(札幌、仙台、水戸、宇都宮、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、富山、金沢、松本、静岡、名古屋、京都、大阪、松江、岡山、広島、高松、松山、福岡、熊本、那覇)に限られています。
そのため、地方在住の方の場合、大きな罠があります。
朝一番(9:30〜)の課目が、最難関と言われる「金融資産運用設計」なのです。ここに万全の体調で間に合わせるためには、前泊のホテル代がほぼ必須になります。
さらに、テキスト代や過去問代だけでも5,000円近くかかります。
2. 合格後〜資格維持にかかる費用(鬼のランニングコスト)
無事に試験に合格したあとも、お金の支払いは終わりません。
CFP®の登録・会費等
協会での登録手続きが完了すると、晴れてCFP®認定者となりますが、以下の費用が重くのしかかります。
- CFP®新規登録料: 5,000円(登録時初年度のみ)
- 協会年会費: 12,000円(毎年発生 ※AFP認定者と同様)
- CFP®会費: 8,000円(毎年発生)
つまり、維持するだけで毎年20,000円が自動的に飛んでいきます。
継続教育における費用(自己負担)
さらに、CFP®・AFP認定者には、継続教育と2年ごとの資格更新が義務付けられています。
この更新に必要な単位を取得するための講習代などの費用も、すべて自己負担となります。
3. 【本音】私がCFP®を「すぐ辞めた」理由
ここまでをまとめると、CFP®ルートを歩むにはこれだけのコストがかかります。
【CFP®にかかるコストの現実】
AFP取得費用 + AFP維持費用 + 受験費用 + ホテル代 + テキスト代
(受かったあとも) CFP維持費 + 継続教育費用
これだけのお金と時間をかけて得られるCFP®ですが、結論から言うと、私は全く価値を感じられず、すぐに辞めました。
なぜなら、資格は「持っているだけ」では1円も生み出さないからです。
組織での昇給条件になっていたり、独立してFPを本業にするような「資格を使う予定」が明確にない限り、毎年数万円の維持費と更新の手間を引き換えにするメリットはありません。
もし今、CFP®ルートを考えている方がいたら、「本当にその資格を使う予定があるのか?」を一度冷静に考えてみることを強くおすすめします。


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