「株式投資って、結局のところ損をする人の方が多いんじゃないの?」
これから投資を始める方も、すでに始めている方も、一度は気になったことがあるのではないでしょうか。
結論から言うと、「どんな手法で投資をするか」によって、損をする人の割合は劇的に変わります。
今回は、データから見る「株で損をする人の分布」を解説しつつ、我が家が辿り着いた「失敗しないための個人的な注意点」や「個別株との健全な付き合い方」についてお話しします。1
1. 株式投資で「損をする人」のリアルな分布
まずは、投資手法によるリスクの違いをデータから見ていきましょう。
① 個別株・短期売買の場合:約6割〜7割が損をしている
金融庁の意識調査や各種アンケート、学術的な研究データでもよく引き合いに出されますが、売買を繰り返す個人投資家のうち約7割は通算で損失を出していると言われています。
短期売買で個人が負けやすい理由は、大きく分けて2つあります。
- 相場の構造 短期売買は、プロの機関投資家やAIアルゴリズムと同じ土俵で戦う場です。知識や情報量で劣る個人投資家は、どうしても負けやすくなってしまいます。
- 感情のコントロール 株価が上がると「もっと上がる」と思って高値で買い、下がると恐怖で「底値で売ってしまう」という心理が働きがちです。この感情に振り回されることで、損失が膨らんでしまいます。
② 長期・積立・分散投資(インデックス投資)の場合:損をする割合は「ほぼ0%」に!
一方で、個別の銘柄ではなく「世界中の株式に広く分散して毎月積み立てる」ような投資スタイルの場合、歴史的なデータから損をする確率は激減します。
金融庁の資料などによると、国内外の株式や債券に分散投資した場合の元本割れ確率は以下の通りです。
| 保有期間 | 元本割れ(損をする)確率 |
|---|---|
| 5年間 | 約10〜20%(まだ損をする可能性が残る) |
| 20年間 | ほぼ0%(歴史上、どのタイミングで始めても全員がプラス) |
資産をしっかり増やすためには、とにかく**「長期で持ち続けること」**が何より大切だとわかります。
3. 個別株投資で失敗しないための「3つのルール」
「基本はインデックス投資が良い」と知りつつも、やっぱり個別株にも挑戦してみたいですよね。
我が家が個別株投資をするうえで、個人的に大切にしている3つの注意点をご紹介します。
1. 他人の言葉に振り回されない
SNS(X)や掲示板には情報が溢れていますが、良い側面ばかりが書かれがちです。
- 他人の買い煽りに乗らず、自分の目で決算書・財務・主力事業・成長性を確認する。
- 最初から大金を投入せず、まずは小額で様子を見ながら将来性を考える。
2. 大型株ではなく「小型株」に注目する
株といえば有名企業などの「大型株」に目がいきがちですが、大型株はプロの機関投資家が束になって動かしているため、個人の感覚通りには動かないことが多いです。
元伝説のファンドマネージャー・清原達郎さんの著書でも触れられていますが、機関投資家の手が届きにくい「小型株」は放置されて割安になっている宝の山(隙)が多いのが特徴です。
自分の目で良い小型株を探すプロセス自体が、投資スキルアップに繋がります。
(※ただし、100円未満の低位株や、急騰している危険な銘柄には手を出さないのが鉄則です)
3. 配当金と株主優待を全力で楽しむ
これこそがインデックス投資にはない「個別株最大の醍醐味」です。
- もらった配当金を再投資して資産を増やしてもいいし、日常の生活費に充てるのも良し。
- お気に入りの企業の優待をもらうことで、毎日の暮らしがちょっと豊かになります。
4. まとめ:基本はインデックス、個別株は「推し活」で楽しもう!
資産形成の正解だけを言えば、「本当はインデックス投資だけで十分」です。
個別株を持つことは確かにリスクが伴いますが、自分の中で「なくなっても生活に困らない無理のない範囲」と割り切れるのであれば、株式投資は最高の「推し活(趣味)」になります。
応援したい企業を見つけ、配当や優待を楽しみながら、コツコツと自分なりの投資ライフを楽しんでいきましょう!


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