「我が家の今年の固定資産税は、土地と建物を合わせて124,200円でした!」
「思ったより安いじゃん!」と思った方、実は罠があります。
上の通知書をよく見ると、「軽減税額:75,857円」というマイナス表記がありますよね。
これは国が新築一戸建てに用意してくれている「3年間(長期優良住宅なら5年間)、建物の固定資産税を半分にしてあげるよ」というボーナス期間のおかげなんです。
つまり、このボーナス期間が終わる4年目(または6年目)からは、この割引が消えて、我が家の税金は一気に【年間約20万円】まで跳ね上がります!
これから一条工務店で建てる方は、最初の数年の安さに油断せず、割引が終わった後の金額を想定して固定費を準備しておくのが、FP・投資家目線での絶対に外せない注意点です!
なぜ一条工務店は「建物」の税金が高くなりやすいのか?
我が家の土地の税金は、国の特例のおかげで年間たったの26,800円です。
一方で、建物の税金は割引がついていても97,400円(本来なら17万円超え)と、やはり高め。
これは一条工務店ならではの「贅沢な標準仕様」が理由です。
家中の「全館床暖房」
屋根と一体化した「大容量の太陽光パネル」
これらは役所の家屋調査の際、『高級な設備』としてカウントされます。
家としての性能や快適性は抜群ですが、その分、固定資産税の評価額が高くなるというトレードオフがあることは知っておいて損はありません。
固定資産税は何年で落ち着く?今後のシミュレーション
「じゃあ、この高い税金はずっと続くの?」と不安になりますよね。
日本の税制では、木造住宅の価値は新築から20〜25年かけて段階的に下がっていき、最終的に「新築時の20%の価値(2割)」で下げ止まるルールになっています。
我が家の一条ハウスをベースに、今後の推移をシミュレーションしてみましょう。
① 6年目〜20年目:3年ごとに下がっていく期間
特例の割引が終わって一度金額は跳ね上がりますが、そこからは3年ごとの「評価替え」のたびに、建物が古くなった分だけ税金がガクン、ガクンと下がっていきます。
② 20年〜25年目以降:金額が落ち着く期間
建物の価値が、新築時の20%(約216万円)まで下がった時点でストップします。
最終的に落ち着く建物の税金(目安)
約36,000円 / 年
年間97,400円や、6年目に跳ね上がる予定の約20万円台に比べると、最終的には「年間3万〜4万円程度」まで下がり、そこから先は家を壊さない限り据え置きになります。
【FP1級の視点】なぜ固定資産税は「ゼロ円」にならないのか?
「住めなくなるまで古くなったら、価値はゼロになるのでは?」と思いがちですが、そうはなりません。
国は「屋根と壁があって、そこに建物が存在している以上、新築時の2割分の『資力』は残っているとみなす」という基準をとっているためです。
一条ハウスならではの注意点:評価が下がりにくい?
一条工務店の家は、高気密・高断熱で非常に頑丈な「優良な住宅」です。
実は自治体によっては、あまりにも建物のスペックや再建築コストが高い場合、通常の木造住宅よりも「評価額の下がり方が少し緩やか」になる傾向があります。
まとめ:今後の心構え
・6年目から国の半分割引がなくなるため、今の9.7万円から20万円台まで引き上がる
・20〜25年かけて、毎年少しずつ安くなっていく
一条工務店でマイホームを計画中の方、あるいは建てたばかりの方は、ぜひこの「固定資産税のスケジュール」を頭の片隅に置いて、計画的な資産運用・家計管理をしていきましょう


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