【ハニーズ】鉄壁の防御力を誇るアパレル企業 魅力をガチ検証

【日本株・銘柄分析】

ハニーズについて

全国展開しているレディースアパレル企業、「ハニーズ」。女性向けのブランドなので、男性の投資家さんにはあまり馴染みがない方もいるかもしれません。

​実はこの企業、海外展開はしておらず、完全に国内のみで勝負しています。

(画像引用:2026年5月期第3四半期決算補足資料p.16)

​店舗数はここ数年大きく変えず、どちらかといえば「利益の上がりやすい店舗を改装して強くする」という堅実なスタンス。

​そして、この会社の何が凄いって、ズバリ「無借金経営」であることです。

   ハニーズの凄さは「圧倒的な防御力」にあり

具体的にどれくらいハニーズの財務が鉄壁なのか、数字を見てみましょう。

​現金及び預金: 14,336百万円(約143億円)

​有利子負債(借入金・社債): 流動・固定負債のどこを見ても「0円」

​自己資本比率: 84.4%から、向上して86.1%へ! 

​ものすごい額の自己資本を蓄えています。

この堅実な経営のおかげで、しっかり配当を維持しつつ、株主優待まで出るので投資家としての安心感は抜群です。

(※以前、中国進出に失敗した経験があるため、無理な攻めをしなくなったのかもしれませんね)

  ​ 疑問:「これだけ現金を溜め込んで、アクティビストに狙われないの?」

ここで株に詳しい方なら、ひとつ疑問が浮かびますよね。「これだけお金を持っていて防御に徹していると、アクティビスト(物言う株主)に目をつけられて買収を仕掛けられるのでは?」と。

​結論から言うと、そこも対策済みです。

​ハニーズの株主構成を調べてみると、彼らはすでに市場からの影響を最小限に抑える「疑似的な一族経営」の形をガッチリ整えていました。

​ 主要株主の構成

​資産管理会社「E・E・Y」: 約33.4%

​創業者(江尻義久氏): 約2.9%

​現社長(江尻英介氏): 約2.9%

​親族(江尻あい子氏): 約2.2%

​公益財団法人ハニーズ財団: 約3.5%

​これらを合算すると、創業家サイドだけで実質的に45%以上の議決権をホールドしています。

​そのため、アクティビスト側としても手出しがしにくい構造になっているわけです。

(※会社の成長による株価爆上げを期待する投資家としては、ちょっと複雑な部分でもありますが……笑)

  ハニーズは買いなのか

​まず大前提として、「株価が急激に上がることはない」と思ってください。

​2年間のチャートを見ても、見事なまでの「横ばい」。

月次売上はしっかり公開されていますが、急激な成長性はありません。いわゆる「成熟企業」の扱いです。

ただ、何度も言うように財務は超健全。

​このことから……

「株価の爆上げは期待しない。その代わり、とにかく安定して配当と優待をチャリンチャリンと貰い続けたい!」という人には、かなりアリな銘柄だと思います。

​💰 現在の利回りは驚異の「5.7%」

​現在の株価水準(約1,486円)で計算すると、

​配当: 5,500円

​優待: 3,000円

​合計利回りは約5.7%になります。この堅実さでこの利回りは、普通に買い候補として魅力的ですよね。

​値動きが激しくて一喜一憂する半導体株などとは真逆の、「うごきはつまらないけれど、ガチガチに硬くて長く持てる株」です。

​新NISAの成長投資枠などで、ほったらかしで配当を狙いたい方はぜひチェックしてみてください!

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